20211231_寒い大晦日に日高屋で中華そばを食べる

晦日は日中も寒かった。新幹線までの時間潰しと昼食も兼ねて、日高屋で中華そばと餃子3個を頼む。荷物が多くカウンターも狭かったのでコートも脱がずに食べ始める。寒さでいまいち元気がない胃にもしっかり染み込むスープである。遠くに煮干しの香りを置きながら、ピントの合った醤油味が思い描いていた醤油ラーメンで嬉しい。途中で隣におじさんが座り、同じく中華そばを注文する。

ちょうど12時なので混み始めてきた。半透明のちぢれ麺がきれいだなとか、普通の豚バラ肉も合っているのが不思議だなとか、多めのメンマがいい仕事してるな、などの感想が頭をよぎりながら一心不乱に食べる。しばらく食べ進めた後で、我にかえり丼から顔を上げると隣から胡椒の匂いがして、卓上の胡椒の存在に気づく。最後の二口だけになってしまったが、おじさんにならって胡椒を振りかけて食べた。

日高屋で長居できるわけもなく、そそくさと会計をして店を出る。真向かいのパチンコ屋の外のベンチで大荷物をもつ体勢を整えてから、更なる時間潰しにドトールへ向かう。