20220123_HMDの引き取り

前回に今日は何も無い日だったと書いてから、10日くらい本当に書くことがない日々な気がして悶々としていた。仕事も思ったように進まずに、考えることもずっと停滞していたように思う。

今週末はヘッドマウントディスプレイを引き取りに行った。12月にお試しでVRChatを一週間やってみたのを前同居人に報告したところ、手持ちのものを貸し出してもらえたのだ。メタバース特集のマツコ会議も見た。なかなかカオスな空間で、天才ビットくんのような世界だった。知らない人と出会いたい欲求は今のところないので、まだ自分が何が楽しめそうなのかはよくわかっていない。

番組後半の、仮想空間の美術館で展示と販売ができるのはとてもいいなと思った。アーティストとしての展示もさることながら、オーナーが1番楽しいんじゃないかと思う。

帰り道にKindleで、数ヶ月前に読み飽きて放っといていたコンピュータ開発の歴史の本を開く。ENIAC開発を支えた6人の女性プログラマの話が面白く、少し読み進めるとノイマンが出てきたので、電車に乗っている間だけ集中して読んだ。結局虫食い的な知識になってしまうな……

興味の赴くままにやりたいことをやろうとすると、すぐにとっ散らかってまとまった成果が出ないということに気づいてきた。自由な趣味と言えども、ある程度時間割を整えた方がいいのかもしれない。

20220114_特になし

昨日は早く寝たのだが、いつも通りの時間に起きた。友達に教えてもらったオートミールお好み焼きを、タッパーの大きさに四角く焼いて持っていく。中にチーズを入れてみた。

職場まで歩いていく。道の脇に羽ペンみたいな草が生えていたのが面白かった。何という名前だろうと思って「ふわふわ 植物」で画像検索したらほっこりしたが、これという草は見つからなかった。

本も読みかけだし何も新しく始めてないので、今日は特に何も無かったなと思う。

20220113_スリーマンセル

昨日、幼児が[親分・子分・子分]のような力関係のある3人組を作ることが多いのは(特に男の子に多いらしい)、強い秩序であるひとり・そうじゃない役割2人の組み合わせが、対等な関係の3人組より遊びが長続きするからだということが、数学的なシミュレーションをしてみてわかったという話を聞いた。ジャイアンスネ夫のび太がすぐに思いついたが、他にもいるような気がして考えた。ズッコケ三人組や小鬼トリオはたぶん対等で、ナルトでいうと我愛羅の班とかかな…。黄門様・助さん・格さんは確かに長続きしている。

今日の帰りに買ってきた徳用オレオの袋を開けると、パターソンの双子のように、3枚入りの個包装だったことに気づく。

20220112_読みたい本を手配する

朝はなかなか布団から出られなかった。新幹線で移動した数日後に毎回このだるさが来るので、それかもなあと思う。2日ほど前からストレッチも始めたので、揉み返しのようなものかもしれない。

ある数理哲学の学者先生のエピソードを聞いて、読みたい本が30冊くらい増える。一冊はKindleで購入し、シリーズものは図書館をうまく使おうと思う。図書館の予約や取り寄せは読みたい気持ちとのタイムラグが発生するので好きではないが、頑張って使おう。本棚の隙間もないし。実家には本がたくさんあったが、学術書やポピュラー・サイエンスは私の知る限り一冊も無かったので、それらを自分で買って読むのは最近見つけた楽しみである。小説やエッセイよりも一文を理解するのに時間がかかるため、しんどくなってしまって、読みきれないこともあるが、生き物や世界の設計図の一部を見ているようで面白いなあと思う。

今日は何かに触るたびに、つまづく時でさえバチバチと静電気を起こしていた。何かを壊さないといいけど。

20220111_鈍い日

今日は薄暗いままの1日だった。朝の支度で、洗面台に置いているファンデーションが尽きたタイミングで、外泊用の化粧道具が入ったジップロックをどこかで無くしたことに気づき、ため息をついた。雨が降りそうだなと思って雨用の持ち物を増やすために玄関と三和土をうろうろしていたら、少し遅めの出勤になった。

同僚に話を振られたときに、先週の仕事始めから自分がゆっくり話そうとするようになったことに気づく。なんでだろう。あとは全然逆接ではないのに、口のとっかかりとして「でも」と話し始めてしまったとき「でも、じゃないですね」と弁解するようになった。誰に指摘されたわけでもないのに、新しい職場に来てから自分で気になるようになった。

昨日買うのを忘れたので卵を買って帰り、宅急便を待つ。寝ながら作業できるPC台(台の脚の関節が4つくらいあって高さと角度をダイナミックに調節できる)を注文していたのだ。この時期はうすら寒くて、机で作業をするのが億劫になり、ついつい布団の上でうつ伏せで作業をして肩をゴリゴリにしてしまう。この際布団の作業環境を良くしようと思って購入を決めたのだ。目先の快適さを装填するために、ボストンダイナミクスのロボット犬みたいな関節の家具が増えていくが、しょうがない。いつか北欧家具みたいなかわいい色で関節がたくさんある家具を作ってほしい。

20220110_平塚中継所を目指してみた

箱根駅伝を見て、ミーハーだけど実際のコースを歩いてみたいなと思っていた。正月に肥えたふたりで一部も一部だが、三区の途中から平塚中継所のあたりまで8kmほど歩くことにした。駅前から実際のコースまで出ると、進行方向左手の松林の奥に海岸が見える。晴れていれば目の前には富士山が見えるだろう。

テレビで中継されていた道をひたすらに歩く。途中でランナーの方とすれ違ったり追い越されたりする。やっぱり市民ランナーにも人気のコースなのだろうか。平坦だし歩道もちゃんとしているし。歩きながら、炙りと水炊きとしらすの話をした。生しらすは味がよくわからなくて、銀色のモザイクを食べている気持ちになるから釜揚げの方がよっぽどいいと教えてあげた。

しばらく海岸線に沿って歩くと大きな橋に出た。大きな川が海に流れ込んでいる。海と川の間の砂辺で、足が長くて黒い鳥が数羽、翼を大きく広げたままポーズをとっていた。だだっ広い感じと重いトーンの浜と水の色で、橋を渡る間だけ、見える景色がミレーの絵のような渋さだった。

橋を渡り終えたところで、リュックを背負っている肩が痛くなり、歩くのにも飽きたのでラーメンを食べて駅から帰るプランに変更する。素朴な看板のラーメン屋に入ると、入口近くの席でおばあちゃん二人組がチャーシューをアテに瓶ビールを飲んでいた。他にも親子と夫婦が1組ずつ座っていてラーメンを待っていた。私たちが座ったところがストーブのすぐ前の席だったので、すごく暑かったのだがラーメンは美味しかった。出されたどんぶりもめちゃくちゃ熱かった。焦がしニンニクと背脂が内周にくるりと入っていてきれいだった。

正月に太ったし…ということで歩き始めたふたりだったが、しっかりラーメンを食べ、甘いものが食べたいと言いながら解散した。

20220109_ジンジャーエール、双子素数

友達と別れたあと、近くで別の予定があったため駅で書き物をしたり読み物をしたりしていたが、時間を持て余しすぎて疲れてしまった。座るためにジンジャーエールを久しぶりに頼んだ。あれ、口に入ってるときに鼻で息すると溺れそうになるね。

全ての予定を終えたあとに、前の同居人と話す。注文していたぶら下がり健康器が届いたそうだ。28になったというと、27よりは28のほうがフレッシュな感じがすると言われる。小6と中1のように。28は江夏の背番号で完全数だと『博士の愛した数式』に書いてあった話をして、2人で因数分解をしてみるが、うろ覚えと酔っ払いなので散々だった。その流れで双子素数の話をされる。中国の日曜数学おじさんが良い発見をしたらしい。それはそれでロマンがある。

寝たら歯が欠ける夢を見た。歯が抜ける夢は新しいことが始まる吉兆とされることが多いが、そうではなく虫歯や欠けなど、歯医者さんに行かなきゃいけない疾患の夢を見ることが多い。