20220104_後輩とご飯を食べに行く

中学の後輩から久しぶりに連絡が来たので、吹雪の中迎えに来てもらい、お昼ご飯を食べに出かける。私は昔生徒会長だったので、向こうはそのイメージのままらしいけれど、それも10年以上前のことである。彼とは朝会のときに「床の、この線で並んでね」みたいな事務的な話しかしてないんじゃないかと思っていたけど、高校生のときに単語帳をあげていたらしい。言われてみればそんなこともあった気がする。2~3年前から、古い友達から連絡が来ては保険かマルチの勧誘だったことが続いていたため、車の中で何かの勧誘じゃないよね?と確認する。残念ながら違います、と爆笑していた。

ココスに行く。ふたりとも地元の流行りの店を知らない。10年分の何を話しても、当時の憧れのフィルターを通して聞いてくれる感じが伝わってすごく申し訳ない。髪の色きれいですねと言われて帰省前に染め直しておいてよかったと思った。私の人生はそんなにキラキラしてないぞと思いながらも、どんな話でも笑ったりフォローしたりしてくれるのがありがたかった。数少ない共通の知人を探っては、情報量の少なさを面白がっていた。

後輩は小学校の先生をしているらしい。生徒が「〇〇先生みたいになりたい!」と名指しで作文を書いてくれたという話をしてくれた。楽しいし、まあまあ定時で帰っているということで他人事ながらも安心した。語尾の着地点が分からず敬語になってしまうたびに、そんな感じじゃなかったでしょうと笑われる。

家まで送ってもらう。吹雪の中でも車からちゃんと見えるように、大きく手を振って別れた。

 

誕生日なので、夕ご飯はカレーとケーキである。日付の都合上、家族以外の人と会う誕生日は久しぶりで、思いがけず楽しかった。後輩にとっても当たりの日だといいなと思う。